目次
自分の歌声って聴いたことはありますか?
前回の録音して自分の声を聴いてみよう!に続き今回は自分の歌声を録音して聴いてみましょうという記事です。
歌を上手く歌う為には自分の歌声を知り長所を伸ばしながら改善するべきだと感じる部分を改善していくことが必要不可欠です。
歌声の録音
前回と同じようにスマホなどの録音機能でもカラオケでボリュームを上げ過ぎなければ綺麗に録れるので利用してください。
カラオケで録音する際には音が大きすぎるとスマホについているマイクが受け止め切れる音を超えてしまい音割れ原因になるのでカラオケマイクの音量ややミュージックの音量を調節しながら録音してみてください。
録音は自宅でPCから音を流しながら歌ってみるでもいいですし自由に声を出せる場所でいつも通りに歌って録音してみてください。
アカペラでも歌声が知れるのでいいのですがリズム感やピッチ感を知りたい場合はカラオケはあった方が良いです。
それでは聴いてみましょう
必ず録音した当日と数日たってから聴いてみてください。(重要)
録音した当日に聴くと気分が高揚している場合があり録音された自分の歌声を聴いた時に判断が甘くなる場合があります。
翌日~数日録音された音源を寝かせてから聴いてみると聴こえ方がかなり変わって聴こえる場合が多いので絶対に二度は録音された歌声を聴いてください。
自分のミスやこうしたいと思うことをメモでも手帳でもブログなどに記録しておくと後々に自分の変化や成長記を楽しめたり考えることが出来ると思います。
必ずデータは残しておきましょう
どんな風に録れたデータでも削除せず数曲でいいので毎回日付をつけてデータを保存する癖をつけてください。
データはご自身の成長記になり、1年録音して聴き比べると大きく変わっていたりします。
必ず録音する曲を一曲決めておくこともおススメです!
僕はスランプの時にとごっそりデータを消してしまった事がありますが、今は非常に後悔してます。
CD-Rや量があるならDVD-Rなどにデータを焼いて保存して厳重にしまっておいてもいいかもしれませんね。
自分の歌声を聴いてみてどうでしたか?
得意な事と改善したいこと(気になった事)を書きだしてみよう
自分の録音された歌を録ってみてどのように聴こえたでしょうか?
「かっこいい声で録れていた!」「サビが凄く良く歌えている!」「Bメロがスムーズだった!」のように自分の得意な事を書いてみましょう!
「サビでちょっと喉が苦しくなった」「声がひっくり返ってしまった」「Aメロが上手く声にならなかった」のようなこれから改善したい事を書きだしてみましょう。
書き出せたら自分の長所をどう伸ばそうか、改善したい事をどう改善していくか考えてみましょう。
思い切って信頼出来る誰かに聴いてもらう
しばらく自分一人で聴いていると自分の意識して歌った部分ばかり気にしてしまう傾向が増えていき自分自身では気付けないところが沢山あります。
迷惑にならなければ友人などに聴いてもらって客観的な良いところと悪いところを言ってもらうのも手です。
誰かに聴いてもらいたいと感じているのであればなおさら客観的な意見は自分を成長させる言葉になります。
ブリッジ(喚声点)
歌う上で高い声になると喉が苦しい、声が出ない、声が裏返るなど感じたことはありませんか?
声を出すうえである音程からブリッジ(喚声点)というものがあります。
簡単に説明すると「ここからは地声では苦しくなってしまうので裏声に換えていきましょう」といった声を切り替えていきましょうという音程です。
ですのでチェストボイス(地声)でブリッジ(喚声点)付近の音程を歌うと苦しさを感じたり、喉が辛くなってしまって声がひっくり返ってしまうんです。
それでは楽に歌うにはどうすればいいか
簡単な方法は曲のキーを下げ自分に声の高さに合ったキーに合わせる事です。
僕は歌手と同じ高さでどうしても歌いたくて原キーで歌い何回もガラガラにしました。
しかし十人十色の声があるように声が一番素敵に響く高さは人それぞれです。
なので一番自分のおいしい響きの出る得意なキーを見つけることがカッコよく歌う為に大事になってきます。
楽しんで歌う事が一番大事な事ですから、自分には無理なキーを歌う事が完全に駄目とは言えません。
ただ喉がガラガラになるだけではなく壊してしまうリスクがだいぶ上がってしまいますのでなるべく気をつけてください。
喚声点以降の音を楽に歌うにはボイストレーニングが必要になるかもしれません
喚声点以降の音をファルセット(裏声)の発声に切り替えず楽に歌うにはミックスボイスという声を使えるようになることが必要になります。
ミックスボイスはコツや感覚で一瞬で出せるものではなく適切なボイストレーニングを続けながら筋肉や声帯やなどの使い方を覚えて出せるようになる声です。
正しいレッスンを受けることが最短で確実に覚えることが出来るようになります。
個人差はあるのではっきりとは期間は言えないのですが一か月以内~半年以内ぐらいではミックスボイスという声がどのような声なのか理解してミックスボイスになっていく声を体感することは可能です。
しかしその声をしっかりとした声で出すには年単位で考えるような時間がかかります。
まずはボイトレ本のCDなどを使い歌うことに必要な筋肉を鍛える事もでき、歌声も変化するのでボイトレを始めるきっかけにオススメできます。
ボイトレ本などで独学を始めてみようと思った方はこちらの記事も参考にしていただけたら。
しかしある程度までいくと正しい声に対する判断が必要となってくるので、ある程度のレベルになったと感じた場合や成長の壁にぶつかってしまっ場合はおそらくレッスンを受けてみるタイミングです。
最後に
自分の歌声は聴けたでしょうか?長所は見つかりましたでしょうか?
自分の声を見つめ直し改善できる所を改善することで歌声は良い方向へ良くなっていきます。
前回と比べてブリッジ(喚声点)やミックスボイスのような言葉が出てきましたが、歌う上でブリッジ(喚声点)ほとんどの人がぶつかる壁みたいなものです。
ボイトレの話も出てきましたが、現時点で歌が楽しいと感じるのであればボイトレは必要ないかもしれません。
何かしら歌っていて自分の声に問題を感じた場合やボイトレに興味がありましたら力になりますのでお声かけください。
今回はここまで!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
前回の記事
ボイトレ本で独学に関する記事
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